公益財団法人さいしん福祉財団

さいしん福祉財団は、埼玉県内において社会福祉の向上に関する事業を行い、社会福祉の充実に寄与することを目的に1997年3月に設立されました。主な事業としては、家庭内で高齢者や病気療養者等を介護する方々への慰労と精神的なケアを目的とした招待旅行「介護者リフレッシュ旅行」を実施し、交流の場の提供を通じて新たな気持ちで介護を続けていただくための支援を行ってきました。「介護者リフレッシュ旅行は、2023年5月までに通算140回実施され、のべ5,423人の介護者の方々が参加されています。

◇さいしん福祉財団から「こども食堂・未来応援基金」へ寄附金を贈呈(2022年9月)

埼玉縣信用金庫ならびにさいしん福祉財団は、埼玉県、埼玉県社会福祉協議会とともに、2022年7月に「ケアラーを支援するための協働に関する連携協定」を締結しました。
さいしん福祉財団は、当該協定に基づくヤングケアラー支援の一環として、2022年9月にこども食堂・未来応援基金へ100万円の寄附を贈呈いたしました。このような取り組みに対し、2022年12月1日、埼玉県より感謝状を拝受いたしました。

寄付金贈呈式の様子
(2022年9月2日)

◇「介護者リフレッシュ旅行」の再開

さいしん福祉財団は、2023年5月17日より「介護者リフレッシュ旅行」を再開いたしました。当事業の実施は今回で140回目となります。
さいしん福祉財団では1997年の設立時より、在宅介護者の方々を日帰り旅行または1泊旅行に無料でご招待し、日頃の介護からリフレッシュしていただく「介護者リフレッシュ旅行」を実施してきました。ケアラーの方同士の意見交換や交流の場として、2020年1月まで139回に亘り実施してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりやむなく中止としておりました。今般、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等を踏まえ、定員を半数以下に抑える等の感染防止策を徹底した上で、3年ぶりに再開いたしました。
今年度は11月、1月、2月とあわせ計4回実施を予定しております。今後も継続した支援に取り組み、ケアラー・ヤングケアラーの方が孤立しない社会の実現を目指して活動してまいります。

第140回「介護者リフレッシュ旅行」の様子(さいしん福祉財団提供)

◇第140回「介護者リフレッシュ旅行」の概要

実施日時
2023年5月17日(水)
旅行先
東京スカイツリー、浅草寺 ほか
ご招待者
15名 *越谷市・吉川市・松伏町の社会福祉協議会を通じて募集
参加費用
無料
備考
本旅行のためにショートスティ利用の場合、費用をさいしん福祉財団が負担(上限あり)